在宅勤務をする人の中には、外に出ることもなく、長時間同じ姿勢で画面を見ているという日が多くなっている人もいるでしょう。肩凝りや首の疲れで悩んでいる人や、「コロナ不眠」に陥っている人も増えているようです。
特に、人間は動物とは違い、脳が大きく、重い頭を支える首(頸椎)は、疲れが生じやすいのです。そんな疲れをとるためには、質の良い睡眠が欠かせません。
質の良い睡眠には、生体リズムが重要ですが、同時に寝具や寝室環境も大切な要素です。今回は、寝具の中でも、人間にとって疲れが生じやすい頭と首を支える、まくらの重要性についてのお話です。

睡眠中に、まくらが支える頭(脳)と首には生命にかかわる重要な機能が集中しており刺激に対してとても敏感です。頭には五感に関わる感覚器、そして生命活動の中枢である脳が存在し、首には脳に滞りなく血液をおくる重要な血管や、消化や呼吸に関連する器官があります。
その頭と首を睡眠中に支えるのがまくらです。
しかし、まくらが合わないと、首や肩、背中から腰などに負担がかかり、朝起きた時に充分な疲労回復ができていないことがあります。また、姿勢が安定せず、寝つきも悪くなるため、睡眠の質は下がってしまいます。
まくらは、睡眠中に首の筋肉や骨に負担をかけず、無理のない寝姿勢を保つ助けとなる重要な敷き寝具なのです。
では、まくら選びのポイントをいくつか紹介します。
身体に負担をかけず、リラックスした状態で眠れるものを選ぶことが重要で、ご自身が思っている以上に、「低め」のまくらが快適にお使いいただけるポイントの一つです。
①高さ:頭部から頸椎までの自然なS字カーブを支え、自分の体型にフィットする。
②感触:好みやライフスタイルに合った素材である。(好きな色、かたさなど)
③サイズ:充分な大きさがある。(寝返りをうっても頭が落ちない)
④形状:寝つきの姿勢が楽である。(仰向けなら顎が少し引けて横顔が美しい状態、横向きなら、頭から肩までの高低差を無理なく埋めてくれる高さのもの)
⑤素材:ピロケースやピロパッドなどを付け替えることによって、吸放湿性に優れた素材で心地よく使えるもの。(特に、夏は麻などの冷感素材がおすすめです。)
また、上の項目以外にも、ご自身が使っている敷きふとん(マットレス)と組み合わせたときに、「想定以上に沈み込みすぎないか」、「首を過度に圧迫する姿勢にならないか」なども、まくらを選ぶ際の大切なポイントです。
まくらは、良い睡眠を取るには欠かせないアイテムです。
自分にあったまくらを選ぶことで、寝つきや目覚めを良くし、眠りの質を改善することができるでしょう。
朝起きたときに、すっきりと目覚められれば、日中のパフォーマンスもグッと上がります!
参考文献:
応用講座 睡眠改善学 日本睡眠改善協議会 ゆまに書房
文=「眠りのお話」編集部


ご自身の体型に合った、無理のない寝姿勢をキープできるものを、じっくり選びましょう!
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