眠りのお話

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花粉や乾燥による肌へのケア

春になると、紫外線の量が多くなり、肌への負担も大きくなります。
また、花粉が飛び始めるだけでなく、新生活を迎えることで、気分もゆらぎます。
この時期は、肌トラブルに悩む人も多くいるかと思います。
感染予防のために、マスクをする時間も長く、肌への負担は例年より大きくなっているのではないでしょうか。

今回は、健康な肌を維持するために大切なポイントについてのお話です。
花粉や乾燥による肌へのケア

健康な肌には、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
① バランスの良い食事
② 状態に合ったスキンケア
③ 良質な睡眠
それぞれの具体的なポイントについてご紹介します。

① バランスの良い食事
食事では、ビタミンB2群やビタミンCをとることを心がけましょう。
しかし、お肌をつくっているのはタンパク質です。ビタミンやミネラルと一緒に、タンパク質を取ることも大切です。そのためには、タンパク質を豊富に含んでいるお肉を食べると良いでしょう。ダイエットを意識している場合は、タンパク質を豊富に含んでいる大豆製品もおすすめです。
そして、お肌のターンオーバー※1を整える働きをしているのが、マグロ・アジ・サンマなど日常的に食べる魚に含まれているEPAとDHAです。全身の血流を改善させる働きがあり、新陳代謝を促すことで、老廃物を早く排出させます。魚が苦手という人は、サプリメントを利用してみても良いでしょう。

EPAやDHAを多く含む魚の例

EPAやDHAを多く含む魚の例。
EPAやDHAは、ヒトの体内で作り出すことができないので、食品から積極的に摂取していきましょう。

② 状態に合ったスキンケア
第一に大切なのは、洗顔と保湿です。保湿力を高めるには油分が大切です。
お肌は体質により、乾燥肌・脂性肌・混合肌・普通の4つに分類されます。さらに年齢によっても状態は異なりますが、まずは、洗顔で花粉や皮脂汚れなどをしっかりと落としましょう。この時期はマスクや花粉による痒みで、肌が擦れて傷ついていることがあります。負担を少なくするよう優しく洗うことが大切です。

そして、肌に浸透した水分を保持するために油分も必要です。乾燥が強い時には、寝る前に美容オイルでお肌に油分を補いましょう。
紫外線も強くなる季節ですので、UVケアも忘れずに。

花粉や乾燥による肌へのケア

優しく丁寧なスキンケアを心がけましょう。

③ 良質な睡眠
最初の深い眠り(ノンレム睡眠時)に、細胞修復のための成長ホルモンが多く分泌されます。最初に深い眠りが得られるよう、お風呂でしっかり温まり、ふとんに入る1時間~1時間30分前にはお風呂から上がるようにしていきましょう。
体温の変化率も大きくなり、深い睡眠がとれるでしょう。

お肌のターンオーバー

お肌の正常なターンオーバーの周期は、約6週間といわれていますが、寝不足が続くとそのサイクルが遅くなり、古くなった角質が肌の表面に残り、肌荒れを引き起こしやすくなります。お肌のターンオーバーを促す「成長ホルモン」は、睡眠時に多く分泌されますので、寝不足にならないように気を付けましょう。

春、美しい肌で毎日を健康に過ごすためには、日々の食事や適切なスキンケア、そして良質な睡眠が欠かせません。

現状の自分の生活と照らし合わせて、可能な限り実現していきましょう!

※1:一定のサイクルで生まれ変わる「肌の代謝」の仕組みのこと。

参考文献:女医が教える!目からウロコの家庭の皮膚医学 沢村栄美子著 文芸社

文=「眠りのお話」編集部